「史上最高のG2」と評されるこの年の毎日王冠。
春のグランプリを制したサイレンススズカが、エルコンドルパサー・グラスワンダーの怪物旧4歳馬を迎え撃ちます。グラスワンダーは故障で春を棒に振りこのレースが復帰戦、エルコンドルパサーはNHKマイルカップを無敗で圧勝して駒を進めました。両馬の主戦だった的場騎手は、このレースでグラスワンダーを選択。
スタートからサイレンススズカが1000m57秒7のハイペースで逃げをうち、それを第3コーナーからグラスワンダーが徐々に進出して追いかかるも、直線半ばで失速。代わってエルコンドルパサーが2番手に浮上しサイレンススズカを追いかけるも、サイレンススズカが再び加速し、その差は最後まで縮まりませんでした。